大勢で囲めるどっしりとしたテーブルが住まいの中心
リビングには何がありますか。又は、何を置きたいですか。
リビングの意味はかなり曖昧です。どちらかと言うと「家族の集まる多目的室」という感じが一番合っていると思います。
そんな曖昧な部屋の中心に置くものとして何が良いと思いますか。
大きなソファーですか。コタツですか。応接セットですか。ラグマットを敷いただけが良いという人もいらっしゃるかも知れません。お題であるどっしりとしたテーブルと答える人もいるでしょう。
人それぞれで、住まいの中心を何にしたいのかは変わると思います。
そんな中、大勢で囲めるどっしりとしたテーブルのある家にスポットを当ててみたいと思います。
大きなテーブルは大勢で使えるだけでなく、いろいろと多目的に重宝に使うことができます。
大きな紙を広げたり、布も広げられます。ケーキ作りの作業台になったり、手芸教室を開けたりも出来ます。子供はあっちでは遊び、こっちでは勉強、こちらではパソコンなどと同時にいろいろな使い方が出来るのが大きなテーブルの魅力です。
何かと便利な大きなテーブルですが、デメリットもあります。重くて動かない時もありますし、大き過ぎてスペースを取り邪魔な時もあります。大きいので部屋が小さく見えてしまうのもデメリットです。
片付けたり、どかしたりがとにかく大変です。大きなテーブルには一長一短であり、自分にとって、どうなのかは見極めなければなりません。
でも、上記のように多目的な使い方になってしまうリビングという部屋には、似合った家具だと思います。
リビングという部屋ですることを考えた時、どっしりと大きなテーブルが住まいの中心にある生活も一つかと思います。
リビングに求めるものと一緒に考えてみてはいかがでしょうか。新たな、自分らしいライフスタイルが見えてくるかも知れません。
大きなテーブルはリビングに必ず置かなければならないものではありません。
逆にダイニングに大きなテーブルを置くことの方がメリットが高いかも知れません。
ダイニングテーブルと兼用することが出来るので、スペース的にも無駄がなくなります。でも、見方を変えるとダイニングが家の中心になってしまうかも知れませんね。現実的には、この方が利用頻度が高く、便利かも知れませんが・・・。
いずれにしても家族が集まれるどっしりとした大きなテーブルがあると便利そうだということは言えます。
「どっしりとした」という表現をしていますが、テーブルの高さが安定感に影響します。テーブルの多くは70cmの高さですが、最近、多くなってきているのが、高さ65cm程度のテーブルです。
見た目の圧迫感や威圧感が軽減されているテーブルです。それでいて、どっしりとした重厚感があります。
椅子も少し低めになるので、落ち着いた感じのするテーブルと椅子のセットになります。部屋全体が落ち着いた雰囲気になります。
家具の展示場などに足を向けてもらって、今度そんな目で大きなテーブルを意識して見て下さい。
大きなテーブルが、あなたに何かを語りかけてくるかも知れません。
●これから家を新築する方へ
大きなテーブルを置くのであれば、リビング・ダイニングを一体にしてしまう方が良いでしょう。
広めの部屋になるようにして家具で部屋がいっぱいという感じにならないようにしましょう。
◇道先 案内人(みちさき あんないと)のお勧めは、大きなテーブルを家族の集まる部屋に置くということです。
大きなテーブルがあると、多目的にいろいろ使えます。座らないソファーや応接セットを並べるよりもとてもメリットが高いと思います。
一度、検討してみてください。ただし、部屋が小さく見えることは覚悟して下さい。低めのテーブルにしても存在感がありますので、一長一短です。
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